ああちゃんは、朝青龍のファンです。
とうちゃんは、朝青龍は、生意気だからきらいだ、と言います。
ああちゃんは、朝青龍の取り組みになると、
「とても見ていられない」と、部屋の外へ出ます。
とうちゃんの様子をうかがって、
すぐたばこを吸いに外へ行くようなら、朝青龍の優勝。
部屋へもどってきて、手をたたいて喜びます。
わたしも、朝青龍は態度が悪い、と思っていたけれど、
ああちゃんが、「ああやって、自分を追い詰めて、強さを保っている。
負けん気が強くて、よい。」というのを聞いて、
相撲ファンでもないし、朝青龍のことも、ほかの力士のことも知らないけれど、
自分を思うときに、
たしかに、謙遜なふりをすることは簡単だよな、と思いました。
ちがう話かもしれませんが、
最近よく思ったり、わたしの食育の師匠に言われることは、
「いい子になってはいけない」ということです。
わたしは、いい人ぶりっ子です
(見抜いてくださっている方があったら、ありがたい存在です)。
それで、自分が苦しくなって、
どうしようもなくなったときには、ほかの人に迷惑をかけたり、
不幸な雰囲気を漂わせたりします。
早めにがっかりしておいていただいておいたほうが、
お互いに楽ですし、自由だということです。
期待するべきは、神さま。
わたしは、いい人にならなくていいんです。
本物になりたい。
先日かずおくんと一緒にこねた、パンのようなもの。
なんだか、不思議な味になりました。