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理由2

片づけや、かずおくんにお手伝いをさせる理由。

えいさんとわたしは、親にさせていただいたのが、39才のときです。
かずおくんや、これからやってくる子どもたちが成人するころ、
わたしたちは、ほぼ還暦です。

40代はまだまだひよっこだと思っていますが、
死亡率もまたとても高い、いまの40代。
わたしたちになにが起こるかわかりません。

わたしの食育の師匠、吉朝さんががん宣告をされたときに、
入院、手術をしないと決めたのは、
吉朝さんにもしものことがあったとき、
まだ小さかったお嬢さんたちがどこへ預けられても、
自分のことは自分でやって、愛される子になれるように
いろいろ教えておかなければ、と思われたからだそうです。

また、友だちは、おかあさんからいつも、
「きょう、死ぬかもしれないから、
だれが入ってきてもいいようにしておきなさい。」と言われて育ったそうです。
すごいなあ、と思っていました。

わたしも、きょう、わたしの身になにか起こったとき、
この家を片づけてくれる人は気の毒だなあと思うのです。

また、かずおくんにも、自分のことを自分でできるようになってほしい。

起きないことを思ってもむだかもしれませんが、
残せる金銀がないわたしの残せるものは、
そういうことしかないと思うのです。

完璧になんてできないのに、
完璧にできない自分をゆるせない。
なんとプライドの高いことか。

心の一新によって、自分を変えることなんて、
自分の力じゃできない。
でも、自分の力でなんとかやろうともがいている。

弱さの中で祈りに導き、一緒にやってくださると約束してくださる神さまは、
ありのままでいい、という、ただただ「恵み」をくださいます。

そして、ありのままで愛されている恵みをただ感謝して受け取るときに、
その恵みにどうやってお答えしようかと、
一歩踏み出す力も与えてくださるのだと思います。

きょうは予定を変更して、ぐちゃぐちゃの家の中にすごすことにします。
のんびりしようっと。

でも、あしたはまた神さまと一緒にがんばる。
がんばったっていいんだ。
それがわたしの性分です。
だめなときは、また神さまがストップかけてくださるから。

何日でも、同じおかずを食べてくれて、
自分のことは自分でしてくれて、
わたしがいらいらばたばたしていると、
そっとお風呂を洗ってくれたり、洗濯物を干してくれたり。
雨が降れば車で送ってくれる。

えいさん、ありがとう。

そして、両親はじめ、
いろいろな形で手伝ってくださるみなさんに、
心からありがとう。
by les-copain | 2009-02-09 07:15 | ■コパンの旅


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