1999年の3月、音響機材と人を同時に乗せられるワゴン車がどうしても必要になり、えいさんとわたしが中古車屋さんへ行くことにしました。「おねだり」の賜物があるとの推薦を受けた、当時スタッフのたつみちゃんのリードで、みんなに祈ってもらって出かけて、すぐにビビビっとキタのが、この堀井家3代目の車「くろじろう」でした。
うちに来たときは、たしか3〜4万キロくらい、そしていま20万キロ走りました。直し直し、大事に乗ってきましたが、さすがにもうかなりガタがきていて、これ以上乗り続けるには、かなり大きく手を入れなければならないということで、とてもさびしいのですが、廃車にすることになりました。
北は網走、南は鹿児島まで、後ろも見えないほどたくさんの荷物を積んで、快適に走ってくれました。くろじろう、キミのシートのすわり心地は、最高だったよ。いままでほんとうにありがとう。
あした、新しい車を取りに行きます。えいさんが、インターネットで見つけて、見に行って決めた、今回も中古のワゴン車です。わたしはまだ会っていないので、顔を見てから名前をつけようと思います。
ちなみに、2代目の「とらじろう」は、いままでまりちゃんが乗ってくれていましたが、こちらもとうとう寿命ということで、廃車の手続き中です。
春は別れの季節かな。