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片づかない! 見つからない! 間に合わない!

片づかない! 見つからない! 間に合わない!_a0028049_10343962.jpgまさしく、わたしのことを言っているのではないか! というこのタイトル。図書館で借りています。

「大人の注意欠陥障害(Attention Dificit Disorder in Adult=ADD)」。

だれでも多かれ少なかれあることだけれど、わたしには多分にこの傾向があります。ひとつのことに集中するのがむずかしくて、やりかけのものがたくさんあるために、いつも散らかった状態。達成感がない。いったん集中すると、切り替えがむずかしい。先延ばししてしまう。などなど、思い当たることはたくさん。これまで、クラスやまわりにも、みんなと同じようにできなくて、のろまのレッテルを貼られてしまっていた人はたくさんいました。わたしも、この人は、なんでこんなことができないんだろう?と、イライラしたこともあります。

でも実際のところ、自分にも同じような悩みがあって、「わたしが怠け者だからできないんだ」と、自分を責めてきました。もっとがんばらなきゃ、と、いつも自分を追い立ててきました。同じような人を見ると、つい腹が立ってしまうのは、やりたいのに思ったとおりに動けない自分自身を見るようだからでしょう。

社会は、みんな同じスタイルで勉強したり、同じスタイルで働くことが望まれるようにできています。でも、イエスさまは、わたしがわたしらしく生きられるように、十字架にかかって、世の中の常識からも解放してくださった。社会にはまれないことで自分も人も責めてはいけないし、「障害」と思える性質も、うまく活かせる生活や仕事の仕方もあるはず。まだ途中ですが、この本を通しても、神さまの愛を感じています。

きのう食育関係でお会いした方が、ご主人、たいへんでしたねえ、と声をかけてくださいました。「でも、信仰と、こんないい奥さんがいれば、大丈夫よ。看病できるって、感謝だよねえ。」 その方はクリスチャンではありません。何年か前、4人めのお子さんがおなかの中にいるとき、ご主人を事故で、ある日突然亡くされました。

わたしたちの食育の師匠はクリスチャンで、試練のときも彼女を励ましてこられました。そして彼女はいま、「主人は、天国に単身赴任しています。」と、笑顔でおっしゃいます。「わたしも主人に、『ガンになっても、わたしがちゃんと看病してあげるから。』なんて言ってたのよね。」 看病らしい看病もできないし、えいさんは芳しくないし....と、わたしが精神的に疲れを覚えてきていたところだったので、ほんとうにはっとさせられました。

きのうは朝早くから出かけたので、更新せず、ご心配をおかけしました。えいさんは、少しだけ眠れるようになりました。いろいろと聞く話では、ほんとうに回復するには、1年くらいかかってしまうこともあるようですから、あせらずに治していけたらと思います。お祈りをありがとうございます。
by les-copain | 2006-09-09 10:34 | ■おすすめ本


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