人気ブログランキング | 話題のタグを見る

よいもの

友だちからの伝言を伝えるためにひさしぶりに電話したのをきっかけに、思いがけなく、長年の夢だった、じゅんちゃん&ゆりちゃん一家を訪ねることができました。 夏に一緒に仕事をすることになったので、遠いけど、これは顔を合わせて話をしたい!ということで、道が一気に開けたのでした。神さまのとき、そして思いが高まるときには、不思議なように物事が進むんだなあ。

よいもの_a0028049_10241750.jpg門のない広い芝生の庭、真っ白で大きな木の家の前に立つと、まるでアメリカのきれいな町並みにたたずんでいるよう。いずれペンションをやりたかったふたりの夢が、家を訪ねてくれる人を心からおもてなしするという形で、すでにかなったのです。10年前、結婚したてのふたりが、小さな小さな古借家で、倹約倹約の生活をスタートさせたのを知っています。手作りの防音室に、部屋いっぱいいっぱいのグランドピアノを入れて。そのころからたくさんの人たちを迎えていましたが、 「100%、神さまのために使いたいと願ったら、こんなにすばらしいものを神さまは任せてくださった」のでした。暖炉の前で、もう一組のお客さん方と、おとうさんたちのだんらん。

その日のディナーは、ゆりちゃんが腕によりをかけた韓国料理。チャプチエ、チヂミ、サラダ、ナムル、冬瓜のスープなどなど、すてきにテーブルセッティングされて、ずらり。おなか空いたよう。おとうさんたち、まだ終わらないねえ。いやいや〜、どれもこれも、最高においしかった!

よいもの_a0028049_10245080.jpgおとうさんたちがまた話しているあいだ、わたしとゆりちゃんは、子どもたちが眠りにつくまでのすったもんだを眺めながら、積もる話。これもいいよ、これもあげる、と、自分たちが赤ちゃんのときに着ていた服を手渡してくれたり、なつかしそうに足をつっこんでみたり。「だめなおかあさんくらいが、ちょうどいいんだよ〜」というアドバイス、肝に銘じます。がんばってみたって、すぐにそうなるだろうからなあ。これくらいがちょうどいいんだ〜って思えたら、子育てももっと楽しくなるよね、きっと。

「祝福=試練+忍耐のたまもの」という思考パターンがしみついてしまっているのか、神さまがくださるものは、霊的にも物理的にも、すべてにおいて最高に「いいもの」であるというふうにはなかなか考えられない貧乏性なところがあります。いいものを使うことに罪悪感を覚えたり。でも、神さまは豊かな神さまで、わたしたちの天のおとうさん。放蕩息子のおにいさんが、おとうさんに、「おまえはいつもわたしと一緒にいて、わたしのものはすべておまえのものだよ」と言ってもらったように、神さまのものは、すべてわたしたちのものとして与えられている。用い方をあやまらないように、おとうさんとよく相談しながら、大きなおとうさんに、大きく願っていきたいと思いました。
by les-copain | 2006-05-10 10:25 | ■ケータイ写真館


<< 早寝早起き おつかれさん >>