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コパン青森の旅レポートその4

コパン青森の旅レポートその4_a0028049_1222848.gif一夜明けた窓の外は、まぶしいほどの銀世界。「雪をバックに写真を撮りましょう!」と先生。鈴木夫妻と堀井夫妻です。北国での働きの祝福を、心から祈ってます!


わたしたちはいつでもどこでも、みなさんによくしていただいていますが、最後にとてもうれしいことがあったので、これをお話ししないわけにはいきません。

ゆっくりおいしい朝食をいただいていると呼び鈴が。コンサートでひさしぶりに教会に来てくださったかつのりさんが、わたしたちにと、袋いっぱいの小湊名産・ほたてを持ってきてくださいました。「きのうのコンサートが、とってもよかったからさあ。まだ生きてるんだよ!」コパンの音楽とみなさんの心が通じ合うように導いてくださった神さま、ハレルヤ! 

台所で、かつのりさんはたくさん話してくださいました。戦争中で貧しかった子ども時代。戦後、宣教師に出会い、「兄弟よく来てくれました」とあたたかく教会に迎え入れられ、初めて人間として扱ってもらえたと感じたこと。イエスキリストを救い主として信じて変わった自分を見て、家族や親戚もクリスチャンになったこと。それが原因で村八分になったこと。出稼ぎ先で「なぜ遊びに行かないのか」とよく尋ねられるので、その度に、イエスさまによってそういうものが必要なくなったことを話していたこと。「迫害を受けていたころはますます燃えて教会に行っていたけれど、いまはそれがないので、つい足が遠のいてしまっていてねえ」と苦笑。それでもイエスさまは、いまもかつのりさんの中で光り輝いておられるのですね!

コパン青森の旅レポートその4_a0028049_12112764.gifほたての袋に雪をいっぱい詰めて、いざ帰路へ。とその前に、近くに白鳥の渡来地があるからと、まりこさん夫妻が案内してくれました。お〜、まさしくスワンレイク!売店でいろんなえさを売っていたので、えいさんから100円もらって、内容量がいちばん多かったパンの耳を買いました。カモたちのほうが勇敢に近寄ってきて、わたしの手からどんどんパンをくわえていきましたが、白鳥は遠巻きに、パンが投げられるのを待っていて、しかものんびりしてるあいだにどんどんカモにとられてしまっていました。


コパン青森の旅レポートその4_a0028049_1147535.jpgしばらくカモに気を取られていて、ふと振り向くと目の前に白鳥の顔が。近くに来るとけっこうでっかいので、ちょっと驚きましたが、手からどんどん食べてくれて、うれし〜!指かんでくれた〜!こんなに人間に慣れちゃって、しかも添加物入りのパンなんかたくさんもらっちゃって、大丈夫かなあと思いつつも、人間は楽しませてもらいました。





コパン青森の旅レポートその4_a0028049_1148498.jpg三沢で立ち寄ったガソリンスタンドのドアに「三沢市民クリスマス」のポスターを発見。コパンがさわやかに笑ってました。午前1時、無事我が家に到着しました。ほたては、次の日の夜、実家でさばいて、刺身でいただきました。まだ元気に生きていて、ふたを閉めて抵抗するのを無理矢理こじあけるのはちょっとかわいそうでしたが、感謝していただきました。こりこりとしっかりとした歯ごたえがあって、甘くて、新鮮そのもの。ヒモのほうは、たたいて、半分は、いただいた青森名産・長いもと混ぜてお好み焼き風に、もう半分は炊き込みごはんにしました。短かったけど盛りだくさん、遠かったけど近くなった青森の旅。きっとまだまだ続きがあるでしょう。みなさん、お祈り、ありがとうございました!

あしたは福音伝道教団・西荻チャペル(03-3395-3957)で、午後2時からコンサートです。よろしければ、お出かけください。
by les-copain | 2005-12-16 11:52 | ■コパンの旅


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