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クリスマスコンサートレポートその1

クリスマスコンサート、最初の2回が無事終わりました! いや、無事というのにはいささか語弊があるかな.....?

3日のさいたま市民クリスマス。せっかくリハーサルをしたというのに、ふだん、照明を当ててもらうことがないので、照明の中での楽譜や手元の見え具合まで確認せず、1曲目でちょっと動揺。勉強になりました! 

それから、わたしの耳はときどき、エレベーターや飛行機に乗ったときのように、鼓膜がぽこんとふくらんで(空気が抜けてしまっているらしい)、自分の声ばかりが頭の中でわんわん響いて、外の音がとても聴きづらくなってしまうのですが、それが本番中、クライマックスで起こってしまいました。カラオケが聞こえなくて、いったいどこを歌っていいのかわからなくなって、黙ってしまいました。なんとか立て直そうとしたけれど、こりゃもうだめだ、と思って、「すみません、もう一回やり直していいですか!」と、とうとう言ってしまいました。照明がまぶしくて、客席のみなさんは暗黒の中。耳もよく聞こえないし、これまでみなさんの反応がまったくわからず、「ああ、もう大変なことをしでかしてしまった......。」と思っていたら、会場から拍手が聞こえてきました。それで、ほんとうに勇気をいただいて、PAさんもモニターの音量をガ〜ンと大きくしてくださって、今度こそ歌い切ることができました。

ゲストスピーカーの松岡広和先生は、僧侶から牧師になった方で、そのいきさつを話してくださいました。ところどころしかお聴きできなかったのですが、ご著書を買い求めたので、これから読ませていただこうと思います。

終わってロビーへ行ってみると、たくさんの方々が販売テーブルに来てくださって「あのやり直した曲はなんという曲ですか?」と尋ねてくださいました。よくも悪くも、コパンにとっても、みなさんにとっても、忘れがたいコンサートになったことはまちがいない! と神さまに感謝しました。

あのとき、手話通訳の方はどうなさったんだろう?と思って、メールでお尋ねしてみると、まったくあわてることもなく、ろうあの方々もあの失敗にウケてくださっていたそうで、場がなごんで、かえってよかったと言ってくださいました。

失敗を益に変えてくださる神さま。このクリスマスの主役はわたしだよ、わたしが責任を持つんだよ、と言ってくださって、聴きに来てくださったみなさんを決して裏切らなかった神さま。弱いわたしを、最後までかかえて運んでくださった神さま。恥は我がもの、栄光は主のものです! ハレルヤ!

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当日は、またまたしょうたろうくんと、旧友のおひょに、セッティングや販売を手伝ってもらいました。お祈りしてくださったみなさん、来てくださったみなさん、ほんとにほんとにありがとう! 

すてきな楽屋を用意していただいて、のんきに喜んでいるころの写真。
by les-copain | 2005-12-06 12:10 | ■ケータイ写真館


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