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にぎやかな食卓

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わたしは、お客さんになるのも、人をお招きするのも、大好きです。

わたしは、もてなし上手ではありませんが、
もてなされ上手ではあるかもしれません。

日本中、世界中で、あたたかくもてなしていただいてきた経験が、
少しずつ、もてなす喜びをわたしに教えてくれているのだと思います。

散らかっていても人を呼べるのは、ある意味、賜物でしょう(遺伝?)。

それはさておき。

先日は、古い友だちが、新しい友だちを連れ、
また別の古い友だちが、いつかいっしょに遊ぼうね、という、
何年越しかの約束を果たしに、来てくれました。

たまたまお互いの都合のいいのがこの日しかなくて、
みんないっしょでいいよねっ?てことで。

マリちゃんは、さかのぼること22年、
わたしと同期で、宣教団体で働き始めました。
彼女は、アメリカからの宣教師として。
それ以来のつきあいです。

彼女は、生後1年くらい?で、成田で拾われた赤ちゃんでした。
そのニュースは新聞に載り、
それを見た宣教師夫妻が、乳児院にいた彼女を引き取り、
彼女はしあわせに育てられました。

わたし、捨て子だったの!

あっけらかんと彼女が言ったので、
へえ~、そうなんだ! と、わたしもまたあっけらかんと答えたのを覚えています。

わたしが最初に出会った「養子」でした。

彼女には、もう大きくなった3人の子どもがありますが、
自分がしてもらったように、だれかにもしてあげたい、と、
乳児院などを、いろいろ調べていました。
まだその道は開かれていないようですが。

いまは、ご主人といっしょに、
サッカーやバスケットボールなどのスポーツ伝道、
そして、足しげく被災地に通って、ボランティア活動などをしてくれています。

彼女も7年間、子どもたちをホームスクーリングした経験があります。

マリちゃんが連れてきてくれた新しいお友だちは、
アメリカで国際結婚をして、
最近、宣教師として、一家で日本に引っ越して来てくれました。

アメリカで、そして日本に来てからも、
養子縁組や里親制度について、いろいろと調べているそうです。

アメリカも日本も、
里親制度が、子どもたちの権利より、
生みの親の権利が優先されていることに、
疑問・憤りを感じているそうです。

来てくれたみんなと、いろいろなところで通じるものがありました。


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P家の子どもたちと、かずおくんは同じ年頃。

おとうさんが英語の人だから、
おとうさんとの深いコミュニケーションをいちばんに考えて、
家ではすべて英語だそうです。

通じていないのがわからないのか、日本語で話しかけまくる、かずおくん。
それでもすぐになかよくなれちゃうのが、子どものすごいところです。

Emちゃんが、うちに雑然と置いてある楽器に目をつけて、
最後は、大合奏になりました。
音楽は言葉を越えるんですね~。

おかあさんのMさんといろいろ話しながら、
なぜわが家はホームスクーリングなのか、ということを再確認させてもらいました。

小学校入学の時期が近づくにつれ、
目に見えるところのことで、心が揺れてしまって、
最初の目的を忘れてしまっていました。

思い出すことができて、ほんとうによかった!
Mさん、ありがとう!
by les-copain | 2012-06-22 11:04 | ■ケータイ写真館


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