人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ダンシャリの効用

ダンシャリの効用_a0028049_5322819.jpg
人生の半分は整理整頓、というドイツのことわざのとおり、
モノの取捨選択は、一生続くこと、まさにごはんを食べるのと同じことだなあと思います。

きのうは、えいさんといっしょに、物置の大ダンシャリをしました。
思い切って、いろんなものを処分して、200キロ強のモノを、環境センターで廃棄しました。

ああ、モノたちよ、ごめんね、ありがとう。
きょうも、ばっさばっさと、続きをやりますよ!

羽仁もと子女史の、「狭くても、よけいなものがないために広々とした家」というくだりや、
「断捨離」ということばに出会ってから、
その明快さと語呂のよさで、わたしの生活環境は、だいぶ変わりました。

もちろん、まだまだいくらでも手の施しようがあるのですが、
モノが減って、わたしの中に新しく生まれた考えが、「飾る」ことです。
わたしにとっては、最高に大きな変化です!

うちには、ながめているだけでわたしをうれしくしてくれる、かわいいモノたちがいたのですが、
似つかわしくない、どうせほこりにまみれるだけ、
わたしには、そういうセンスはない、と、心のどこかで思っていて、
箱にしまわれ、日の目を見ることがなかったのです。

ところが、モノを減らして、掃除までする余力が出てきたら、
ここに、あのコを置いたらどうかな? 
クリスマスのオーナメント、いっぱい持ってたな、と、
その存在に目を向けることができるようになってきました。

この前のクリスマス、ほんのちょっとですが、
階段の白い、うちでいちばん広い壁を、クリスマスデコレーションしました。

階段を上り下りするのが楽しかったです。

ずっとピアノの上に置きっぱなしだった、かずおくんのおうちえん入園式の写真も、
その壁に貼りました。
通るたびに、ながめます。

そして、クリスマスが終わって、ちゃんと飾りをしまいました!
今度は、よく「WELCOME HOME」とか書かれている飾りのマネをして、
「おかえりなさい」と手書きのカードを置いてみました。
北海道の友だちが、ず~っと前にくれた、流木のお人形たちが、
わが家の入り口で、迎えてくれます。
わたしだけの満足かもしれないけど、見るたびに、かなりうれしいです。

モノは使ってこそ!

ほかの人と比べて、悲観してしまったら、あまりにももったいない、
わたしの小さな努力、わたしのよろこびです。
こんな賛美も、神さまはよろこんで受け取ってくださると、
わたしは思います。

ダンシャリの効用_a0028049_5322896.jpg
とうさんの白髪抜き中。
毛抜きの扱い方は、なかなかむずかしい。

きのうも、最後の最後で、かずおくんにかわいそうなことをしてしまったと思ったのですが、
それで、うれしいこともいっぱいあったその一日を、
悲しい日にしてしまっては、あまりにももったいない。

失敗をやりなおす勇気と知恵を天のおとうさんにいただきつつ、
よかったことに目を留めて、よろこぶ毎日でありたいです。


ああ、しあわせだなあ。
わたしは、なんてしあわせ者。

神さま、しあわせな一日をありがとう。

あなたも、なんてしあわせ者。

しあわせな一日を!
by les-copain | 2011-01-05 05:32 | 片づけ


<< 適当に生きる 2011年のわたしへ >>